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結局はマンションなんだろうがーーー2

7-22アパート

「所詮、結局はマンションなんだろうが」
寂しそうに製図台の横の一升瓶から湯のみ茶碗についだ冷酒を
口にしながら、

語ってくれた。

利便性を求めて、限られた24時間を無駄なく使いたい。
 都心にあって高層階マンションでなく、緑の庭がほんの少しでも付いて、

 室内は細々と間仕切りがなく、
 入り口の白い壁にマッキントッシュのヒルハウスチェア。

 
ー何故か日本古来の建築様式の影響を受けたのかそんなイメージがある。
  そういえば一番最初デザインが嬉しくてなけなしのお金で買ったの
  アップルのマッキントシュ。これがコンピューターとの初めての体験だった。ー

 部屋の一方には床から天井までの本棚があり、
 亡くなったが天才倉俣史朗の曲がった棚があり、
 その側にアルネ・ヤコブセンのエッグチェアー、
 イームズのオットマンに足を載せて、
 北欧デザインのチークの卓子に其々が好みの椅子6脚を。」


そんなイメージを、ポツリと話す。

利益獲得のための詰め込み立体長屋、
ごてごて飾り立てた高級邸宅風マンション。

この中間が、日本にはないと嘆いていた。



住居としての住まい易さゆたかさ、集まって住むことのメリット。

決して経済性だけではなく、

経営側の姿勢と設計側の心の入れようの問題である。

暗い灰色の廊下。
単なる廊下だからと割りきるのか。
人々の触れ合うコミュニティの場としての道と考えるのか。
高級と言われるマンションを訪れても、
ホテルのエレベータホールのように設計されていても、
そこには人の息吹が感じられない。

30年近く前の話と今の現状はあまり変化がないように思える。


出来れば、室内の仕上げは、住み手が自分でやれる部分を

残して欲しい。




宜しかったら、此方もお願い。でも、忙しいから無理しないで。

でも、です。宜しかったら、コメントも。
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