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「ゴッホのイス」「ゴーギャンのイス」「自分の椅子」

普通の人の日常生活の使われるようになったのは、
ルネッサンス期(人間復興)からと言われています。

イスは権威の現れでもあります。


この個人の尊厳を守っていた自分の椅子を持たない主人、主婦が、

すべての狂いを引き起こしていると思う。


極論を言えば、

家庭内暴力、

引きこもり、

現代的いじめ(過去からあったのとは観点が違うと思う)



イスを通しての部屋は、その人そのものです。




此処に、「ゴッホのイス
昼光のもとに置かれたゴッホのイスは、黄色い木と藁とでできた
素朴なイス。
椅子の上にはパイプと刻み煙草が。
ゴッホのイス


もう一枚は「ゴーギャンのイス
赤と緑、夜の闇に置かれたゴーギャンのイスは、
肘掛け椅子。
椅子の上には、二冊の小説本とろうそくが。
ゴーギャンのイス


パリの生活に疲れたゴッホは、ロートレックの勧めで南フランスのアルルに移住。
理想主義者、夢想家のゴッホの呼びかけで、
絵が売れずに生活に困っていたゴーギャンが応じたのです。

この二点を見てみると、
ゴッホのイスの後ろの片隅にタマネギの植えられた箱が置かれています。

ラスバイユ著「健康年鑑」(これは「静物」の画面に登場します)この本に書かれていた
ゴッホが悩まされていた神経症に玉ねぎがよくきくのに学んだと思う。

そして、愛用のパイプと煙草がそこに置かれていたのは昼間もそこにいた事になります。


一方のゴーギャンのイスは、夜のもので、座る場所に、火をつけた燭台が置かれています。
ゴーギャンは、すでに夜遅くまで家に帰ってこなくなっていたでしょうし、
ゴッホは、近く別れなければならなくなるという予感があったのだと思う。

事実、このあとご存知の「耳切事件」が起きている。

ここでは、夫々の個人を象徴しているし、
椅子が置かれていることは、夫々の個人がその家の一員であることを示しています。



住まいの空間は洋風化??してはいますが、

その生活が本当に馴染んだものになっていないと思う。



これは、家族それぞれ、自分の椅子と呼べるものを持っていないからではないか。


椅子を持つことによって、

その家を、それぞれ自分個人のものと考えるし、

家族生活の新しい秩序を作り出す最初の一歩になるのではないか。








宜しかったら、此方もお願い。でも、忙しいから無理しないで。

でも、です。宜しかったら、コメントも。平身低頭。感謝でありがとう。

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