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帰宅拒否のカモさんと、空間について。

カモー1
2月の終わりから、3月にかけて、夕日を背に受け美しい雁行を目の当たりにして、それぞれのグループが、飛び立ちます。
まるで、以前見た映画のシーンそのものです。

デスクの前の池にいた、100羽を超えていた鴨たちが、この季節には、殆ど見かけなくなりました。
今は、ほんの数羽が、残っています。
北に帰るよりも、ここにいれば、餌がもらえるからか、それとも、帰宅拒否か。

散歩の途中に見ていると、やはり、なんとなく、帰宅拒否に見えます。

帰りたくない。あるいは、仕打ちを受けたのか。

私のワンコも、最初は大変でした。

捨てられたのです。

私のクライアントのホテルの社長の庭に。
それも、雨の夜に。広い敷地の片隅に納屋があるのですが、その納屋の軒先で、雨に濡れて、震えていたそうです。
その社長の家には、7匹も犬がいるので、10日後に、私に飼ってくれないかと言われ、可愛いのでもらいました。

家につれて帰るとき、車に乗せようとすると、地面に這い蹲り、動くこともせず、震えていたのです。

助手席に縛りつけ、1時間半の道のりでも、震えながら、縮こまっていたのです。

その後も、1年近く、車に乗せて、どこかへ行くときには、地面に這いつくばっていました。

よほどの怖い思い出があるみたい。トラウマだと思う。

犬でも、トラウマがあるように、人間も、無意識のうちに、空間に影響を与えられていると思う。

昔、若者に教えたときに、一人の生徒が、赤色が絶対に使えなかった。雑談のときに、聞いてみると、小さいときに、家が火事になった記憶が抜けないようでした。
また、ほかの子は、閉じ込められた、押入れの記憶が、空間構成の中に出てきました。

物を作る、アイデアのとき、突き詰めていくと、心の奥深くの引き出しが、顔を出します。

1日の長い時間、安息の空間としての、自分の部屋は、無意識の世界で、慣れてしまいます。

そこに、安住はしないで、ほしい。

空間が、貴方の心に何かを与えていると思う。


カモー2
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