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職人いろいろ気質・・軽天屋と塗装屋編

12-13シンナー

 「やべえなぁ。俺たちこんな遊びやんないからょ。

 みっともねぇよ。ア~~~。やべえなぁ。」




他の階の現場から慌てて地下の現場に行くと、


おーー。暴走軍団軽天屋の若いのが、

          脚立足場板から3人床に転げ落ちてた。


大した高さでないので怪我はないけど、フニャフニャに立ち上がる。




暫く、事情がわからなかったが、直ぐに理解。


 「シンナー中毒」 



換気の悪い地下の工事現場で、

軽天屋が天井工事をし、塗装屋が壁の塗装をしていた。


溶剤のシンナーが、上部に溜まるので、そのまま軽天屋痺れさせた。


「俺達ワルはワルだけど、これはやんないからなー。

 みっともねえけど、落っこちた。」


 

照れくさそうに、可愛い姿だ。見た目は悪そのものだけど。



実は、私は、あの匂いが大好きなんです。


中毒ではないんですけど。これ、お断り。



塗装屋は、慢性的に溶剤の匂いで、感覚が麻痺してる人が多い。


「アセトン」なんか強烈だから。私もよく使うけれども。


塗装は、どうしても現場に舞うゴミを嫌うので、

他の職人が帰った後の仕事を好むのです。



ですが、この現場では、工程がかなり無理を承知の大型店舗の改装工事。

無理やり工程組んだ私が悪かった。




いつも私の現場に入ってくれる塗装屋です。

彼が一度大変なことに。



明け方4時に突然の電話。

「すみません。他の現場の帰りに、人はねてしまいました。

 今警察。

 交通刑務所かもしれないので、当分先生の仕事無理かもしれない。」






驚いたらありゃしない。

しばし、呆然、後、頭の中グルグルあらぬことが大回転。




夕方から、その現場に入り、3時まで塗装工事。

自宅の近くまで来た時に、

道路で酔っぱらいが寝ていたのが分からずの事故。

朦朧としてるので、アルコールを飲んでの事故と警察が判断したのです。


散々取り調べられ、署から出してもらえなかったが、

最後は、きつく絞られて、無事開放されたと、あとから聞いた。



仕事とはいえ、体壊す危険性があるけど、

やはり好きなんですね。職人が。 






彼に笑顔が戻ったのは、半年後のことでした。









宜しかったら、此方もお願い。でも、忙しいから無理しないで。

宜しかったら、コメントも。              感謝でありがとう。

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