FC2ブログ

拝啓、経営者殿・・・大きな風呂敷も、端っこを、ほんのちょいと畳むんだ。

12-31福助

1年の一応けじめを付ける大晦日です。

大晦日で思い出すある社長がいます。



「大きな風呂敷でも、端っこをほんの少し畳めばいいんだ。」


若くして独立して店を持ったが、

売上は芳しくなく、

大晦日に夫婦で押入れの中で時間を過ごしていたのです。


あるホテルの出店のために、ここぞと、資金をかき集め、

市会議員まで動員したのです。

競合相手も負けじと、

県会議員、そしてその上まで動員して闘いに挑んできたのです。





結果は、お分かりのようにバック力の差で、負けてしまいました。



その夜、夫婦はとにかく当てもなく、日本海をひたすら北上したのです。


とにかく当てもなく、彷徨い続けること3000キロ。



とにかくかき集めた資金何千万。このままでは埒が明かなく、


何処でどうなったのか、今思い出せないが、

私の所に依頼が来たのです。



一級建築士のお抱えみたいな人がいたのですが、

何故か、インテリアデザイナーの私に依頼でした。



その時にでた言葉が、


「大きい風呂敷でも、包むものがないのだから、

 
 端っこをちょいと畳むんだ。」



大晦日、押し入れで音も出せずに、考えた答えだそうです。



施主が、背水の陣です。私も金銭関係なく受けた以上必死でした。



何枚も何度もスケッチを描き続け、気がつくと夜が白んでいました。

この繰り返し、正に没我の時間です。

そして基本設計と内装設計が完成。


構造計画、確認申請は、今までの一級設計士に依頼です。


完成して、徐々に評判が良くなり、

その資金を次の店に投資し始め、

私もその都度、追いまくられ、常に新しい試みを重ねて行きました。



とにかく、あっという間に店を増やして行きました。




果たして、自分たちの全財産をも、成功するともわからない、

未知のイメージに賭け、

一歩間違えば、更に大きな風呂敷を、

ほんの少し片隅を畳むだけでは済まないかもしれない。



そんな賭けを、経営者は、常に強いられるし、


それにきちんと応えうる設計士がどれほどいるのか。




大晦日、寒い音のしない空間で、今、自問自答です。



本年、拙いブログでしたが、ありがとうございました。

来年も、よろしくお願いします。











宜しかったら、此方もお願い。でも、忙しいから無理しないで。

宜しかったら、コメントも。              感謝でありがとう。

↓↓↓



人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト



Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)