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コンビニ弁当は、「辨當」より深い。

GK
コンビニ弁当は、年に数えるほどしか私は、食べないが、
コンビニに行くと、必ず弁当コーナーを覗く。
現在の食文化を、凝縮している世界を実感する為に。

「日本人は、世界一の雑食民族だ」樋口清之氏の言葉通りかもしれない。

1989年後半~1990年代、パックの容器に、ありとあらゆる物を詰め込む、
よく見ていると、日本人の欲の深さを、そのまま、良きにつけ、悪しきにつけの発想。

「弁当」は、「好都合」「便利なこと」を意味する中国南宋時代の俗語「便當」が語源ともされており、
「便當」が日本に入り、「便道」、「辨道」などの漢字も当てられた。
「弁えて(そなえて)用に当てる」ことから「辨當」の字が当てられ、
「辨當箱」の意味として使われたと考えられる。
英語では、日本語をそのままに「bento」と呼ばれている。
ーWikipedia


起源的に見ると、平安時代まで遡る。
安土桃山時代には、漆器の弁当箱になり、
江戸時代では、「幕の内弁当」が、現れる。

明治時代には、安月給の下級役人は、 「腰弁」と呼ばれる。
現在の悲惨な、相変わらず国の何かが起こると、その場当たりの遣りっ放し政策の結果と同じく、
「いそ弁」言葉の意味が違うが、何か共通するものがあるみたい。


此処でも思い出した。

冬の暖房装置にストーブが教室にあり、、
投稿すると同時に、我先に持参したアルマイト弁当箱ごとストーブの上に置き、
保温・加熱すると、授業中に、沢庵の匂いが漂い、
腹が減って、授業どころではなかった。
楽しくも、のどかな思い出。


「幕の内弁当」は、本膳料理の流れをくむ、江戸時代から。
「松花堂弁当」は、会席料理(茶料理)の流れで、昭和からと言われている。

この世界を、栄久庵憲司氏「幕の内弁当的発想と生活文化」
㍼56年月25日「日本の知恵と伝統」私の蔵書より。
の展開が、好きなんです。

栄久庵憲司氏とは、デザイン会議で,委員をしていた時にパーティでお会いし、
その後、何年も年賀状のやり取りをしていた。

東京芸大在籍中に東京藝術大学教授の小池岩太郎のもとで、
友人とともにアルバイトグループGK(Group of Koike)を設立。(現、GKインダストリアルデザイン研究所、株式会社GKデザイン機構)
当時、ビジネスの世界では、デザインという概念・価値はまったく認知されていない時代、
日本の工業製品の成長を、支えてきたのは、デザインである。

私が知ったのは、ヤマハオートバイのデザインからだと思う。

表記写真=1961年、有名な「キッコーマンしょうゆ卓上びん」をデザイン。
「しょうゆ=キッコーマン」というブランドを打ち立てるのにも大いに貢献。
この商品は、発売開始以来一度もデザインを変えることなくロングセラーを記録、
近年は日本国内以上に日本国外でよく売れている。=

作業、行楽、遊行、料亭仕出しであった弁当が、今では、完全に生活そのもの、食文化そのものの地位を占め、
本来の家庭で作る愛情ある「手作り弁当」から、市販される「商品弁当」に、バランスが移ってしまった。

昔と同じ、24時間は変わらないのに、時間が足りないんだよね。

変な、情報過多操作に踊らされて。




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まとめtyaiました【コンビニ弁当は、「辨當」より深い。】
コンビニ弁当は、年に数えるほどしか私は、食べないが、コンビニに行くと、必ず弁当コーナーを覗く。現在の食文化を、凝縮している世界を実感する為に。「日本人は、世界一の雑食民...
  • 2012/05/12 18:09
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